小さな子供って、第六感が鋭いのかな?
妹の息子ちゃんは、私たちには見えない人々が
見えるみたい。
時々、知らずに通った人身事故の発生したホームで
『おばけいるよっ』
って言ったり、
部屋から見えるビルの屋上に
おじさんが居るらしく、お話ししてたり
以前のアパートでは、玄関におやつ持って行って
お話ししては『お菓子要らないって』
と戻って来たり....
そんな甥っ子からの伝言を 母から伝えられた昨日。
実家に行ってた妹と甥っ子。
何やらお話しを始め
『空彩ちゃんが居る』って言い出したらしい。
産まれくることなく、お空に帰っちゃった空彩ちゃんを
甥っ子は知らない。
ちびっちと名前も似てるから、間違い?とも思い
確認してみても『空彩』らしく
お空に居ると...。
庭かと思って、『お外?』って確認。
やっぱり お空。
『空彩ちゃん、寂しいって』
『こっちに来るからダメって蹴っ飛ばしたの!』
...。蹴っ飛ばし...。
いや、それは置いておいて
寂しがってる。
それを 母は電話で伝えてくれました。
ホントかどうかなんてわからない。
お空に帰っちゃった子は
また、ママのトコや身近な人のトコに産まれてくる...
そんなふうにも聞くから
空彩は妹のトコに来ようとしてて
普段から兄弟『赤ちゃんいらないっ』って言ってる
甥っ子に蹴り帰されて、
それで寂しいのかな?
って話しにもなった。
でも最近、朝のお水も忘れてたし、だいいち
『寂しい』なんて伝言聞いたら
一気に『ごめんね』って自負の念。
慌ててお水あげて、手を合わせて...
でもココロはざわざわ...
何の形見もない空彩ちゃん
私が微塵も考えなかった『さようなら』を
空彩自身が感じた頃。
夢で背を向けながら教えてくれた 名前。
夢の中 背を向けて歩く女の子を
どうして私は捕まえられなかったのか...
お別れだったってのが答え?
ただ ただ ひとりで行かないでって、危ないって思って
『空彩』って呼んでた夢。
ごめんね、寂しい思いさせて。
そう思ったら、空彩ちゃんの形見代わりに作った
うさぎちゃん空彩を離せなくなって、
ポケット抱っこ。
夕べは一緒に眠った。
今日は空彩の月命日。
1年と10ヶ月。
澄み渡った青空が広がってる。
空彩、笑って。
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